プロフィール

プロフィール

はじめまして、安藤梨鈴です。

東京、目黒区の武蔵小山、洗足でタイ料理教室をしています。

なぜタイ料理か、というと、30数年前、父の赴任でタイに住んだことが、始まりです。

そこで母がタイ料理を学び、日本に帰って近所のお母さんたちを相手に料理教室を始めました。

母は、タイ料理研究家の、酒井美代子です。

今はメインでは私が講師をしていますが、母も一緒に、レッスンをしています。

タイ料理に興味を持ったきっかけ

スタジオアロイが開業したのは、1988年。

今から約35年前です。

現在では、パクチーブームもあり、タイ料理が好き!と言ってくださる方も増えましたが、30年前はタイ料理と言えば、魚の鯛料理(!)の時代でした。

当時、私は小学生。その頃から、家へ帰るとクロックと呼ばれる石臼の音がトントンしたり、タイカレーのエスニックな香りが家中に漂う環境にいました。

その頃から、タイ料理の魅力に浸かっていたのです。

そんな母を横目で見ていたのですが、料理講師、という仕事が憧れになったのは、ある手紙がきっかけでした。

その時、すでに何冊か料理本を出版していた母の元に、手紙が届きます。

それは、美味しくないレシピの多い中、母のレシピは現地の味を再現することができました!感激です!という内容の手紙でした。

まだメールも普及していない時代。

お手紙で、感謝の手紙を送ってもらえるなんて夢にも思っていなかったので、とっても嬉しく、素敵なことだなあ〜と感激したのですね。

この仕事は、料理を教えるだけでなく、人を感動させることができるんだ!

と、私自身も感動したのを覚えています。

食を専門に学ぶ

そんな環境で育っていくうちに、いつしか興味は食の分野へ。

大学では大学院まで食を専門に学び、卒業後は食品メーカーで商品開発に携わりました。

転機になったのは主人の海外転勤。

仕事を辞め、日本に帰ってきた時、子供も小さく、仕事に復帰するかどうか悩みました。

そんな時、すぐそばで母が活き活きと、楽しそうに働いていたのです。

その姿を見て、私も、タイ料理で、人を喜ばせたい!幸せな人を増やしたい!と思うようになりました。

 

自分の教室立ち上げ~母の事故

しばらく、母の元でアシスタントをしていましたが、自分自身でやりたい!
という思いがだんだんと強くなっていきます。

その背中を押してくれたのが、ママたちの育児交流サロン。

そこで、タイ料理を紹介することになりました。

どうせなら、もともとやりたかった、ママ達の癒しの場としての教室をやろう!と、ほぼ、勢いで立ち上げてしまいました(苦笑)

そして、ある時、それまで洗足教室を担当していた実母であり、師匠の酒井先生が交通事故に遭いました。


母の症状は、頚椎損傷。首の神経が傷ついてしまい、胸から下が麻痺して動かない、というものでした。

今だから言えますが、事故直後は命の危険もあったほど。

目が離せず、夜に家族交代で病院に泊まっていた時期もあります。

幸いなことに、治験(臨床試験)の薬が効いたのか、しばらくして足は動かせるように。

数ヶ月ののち、回復に向け、リハビリを始めていく事になります。

あれから何年か経った今では、数メートルは、支えなしで歩けるようになりました。

一方の私は、洗足教室を一人でやる事になりました。

レッスン数も、扱うメニューも、今までの倍。

今まで以上に、タイ料理漬けの日々が始まりました。

 

タイ料理をオススメする理由

タイ料理をたくさん食べるようになった翌年の1月。

年末年始はタイ料理を食べずに過ごしました。

その間に、2~3kg太った体重が、何もしていないのに3週間で元通りになったことに気付いたのです。

そして、身体の調子が良いことにも。

まず始めにお通じが良くなり、下腹が凹み、

さらに、基礎体温も、0.5℃ほど上がりました。

このことから、

タイ料理は、健康的な生活をするのに素晴らしいツールなのではないか?

そう思うようになりました。

 

一皿に営養が詰まっている

実際に、タイの伝統医学(中医学やアユルヴェーダのようなもの)

を学び、それは確信へと変わっていきます。

そう、タイ料理は、

ハーブ × 野菜 × 発酵調味料

をたっぷりと使い、一皿あたりの品数が多く、栄養バランスもいい料理が多いのです。

サラダも、ほぼノンオイル。

東洋医学的に見ても、理にかなった料理がたくさんあります。

おかげさまで、

味付けのおかげなのか、先生のタイ料理は、胃の弱い私でも美味しく食べられます。

お店で食べるのは味が濃くて胃がもたれるのですが、これだとあっさりと食べられました。

親戚に作ってあげたら、便秘が治った!と喜ばれました。

と、喜ばれています。

そんなレッスンに、ご興味をもたれたら、ぜひ一度、体験にいらしてください。

 

安藤梨鈴

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